2019/12/18(水)
浜松の不動産業者が、路線価が不動産の査定に与える影響について解説します。
「不動産の話でたまに聞く路線価ってなんですか?」
「査定に与える影響ってどんなことがあるの?」
このように、不動産査定の時に路線価という耳馴染みのない言葉に混乱される方は多いです。
確かに、不動産関連の話でこの単語を初めて聞くという方がほとんどではないでしょうか。
そこで今回は、浜松の不動産買い取りの専門家が路線価についてご紹介します。
□路線価とは
土地の価格を計算するための値で、地域ごとにそれぞれ定められた1平方メートル当たりの路線価というものが存在します。
この数値と土地の面積から、大まかな価格を算出します。
この計算は相続税や贈与税の計算に使う評価額を出すためのものです。
その他には、売却時に土地の査定額を算出するためにも使われることがあります。
*路線価はどこで確認できるの?
国税庁のホームページから路線価図、もしくは民間の団体が提供するデータベースに掲載されています。
また、日本中の地価を検索できるサイトでは、住所などから路線価が調べられます。
*路線価は何に使われるのか?
簡単に言い表すと、路線価はその土地が相場より高いか安いかを表す数値です。
そのため物件の査定には使用されず、土地の査定にのみ使用されます。
路線価が高い区域は、土地の価格が平均より高い状態であると言えます。
また、路線価が決められていることにより、土地の価値の評価方法が画一的になり、理解しやすいというメリットも存在します。
□路線価が査定に与える影響とは?
路線価が何であるかが分かったところで、実際に路線価がどのように影響するかを見ていきましょう。
*売却の時に査定額が変動する
路線価は物件の査定にも使用されます。
そのため、同じ状態の建物でも、地域によって査定額が異なる場合があります。
しかし、査定額はあくまでもこれくらいで売れるだろうと業者が判断した値段なので、絶対にその値段で売れるとは限りません。
*納税額が変化する
路線価を元に算出された値で相続税や贈与税などの金額が決まります。
査定時の目安にも使われているこの評価額ですが、納税額を決める役割を持っているのです。
そのため、将来の納税額が変化するという点から見ると、その地域の価値を表しているとも言えるでしょう。
□まとめ
今回は路線価が不動産の査定額に与える影響について解説しました。
路線価の確認方法や簡単な計算方法についてご理解いただけたでしょうか。
これから不動産売却や査定などを控えている方のお役にたてれば幸いです。
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