2020/01/18(土)
浜松の不動産会社が解説！マンション売却は大規模修繕の前にすべきなのか
「マンションの売却を検討しているが、どのタイミングが売却に最適なのかがわからない。」
このように、マンションの売却のタイミングについて悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
マンションの売却時期を決定する際に、大規模修繕について考慮する方が多くおられます。
そこで今回は、大規模修繕の前後どちらに売却するのが良いのかについて詳しく説明します。
マンション売却を検討中の方は、参考にしてみてください。
□そもそもマンションの大規模修繕とは
マンションはその建築から年月が経つにつれて、外壁の塗装などの様々な部分が劣化しはじめます。
安全のためには、劣化を放ったままにしておくわけにはいきませんよね。
そこで大規模修繕と呼ばれるマンション全体の修繕工事をおこなうのです。
一軒家の場合だと個人で工事の時期などの詳細を決定できますが、マンションの場合はそうはいきません。
マンションの住民同士で、集まって話し合う必要があります。
また、マンションの大規模修繕は一度やれば終わりというわけではなく、10~15年周期で複数回行われるのが一般的です。
□修繕積立金について
「修繕積立金」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
修繕積立金とはマンションの大規模修繕の資金をまかなうために、住民から毎月徴収して積み立てておくお金のことです。
□マンション売却は修繕の前にするのがいいのか
結論から言うと、大規模修繕前に売却する方が良いでしょう。
なぜなら1回目の修繕を通して修繕のための資金不足に気が付き、修繕積立金を大幅に増額することで資金をまかなおうとするケースが多いからです。
しかし、中古マンションの購入を検討している方は少しでも安価で良いマンションを購入したいと考えています。
そのような方にとって、修繕積立金の増額はマイナスポイントなのです。
そのため修繕積立金が安い時期、つまり1回目の大規模修繕がおこなわれるまでのタイミングに売却すると、少しでも修繕積立金を安く抑えられるのです。
そうすることで、購入してもらえる可能性が高くなるでしょう。
□まとめ
今回は、マンション売却時期に大きく関わる大規模修繕について説明しました。
修繕積立金が高いと、購入を検討している方からの印象は悪くなってしまいます。
そのため、大規模修繕のタイミングを見越して早めに売却するのが良いでしょう。
浜松市で不動産に関する疑問をお持ちの方がおられましたら、お気軽に当社までご連絡ください。
