2020/02/15(土)
浜松の不動産会社が解説!マンション売却の際の火災保険解約の最適なタイミングとは
「火災保険はいつ解約すればいいのだろうか。」
「解約にあたっての手続きについて詳しく知りたい。」
マンションを売却するにあたって、火災保険について悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、火災保険の解約時期と解約手続きについて詳しく説明します。
現在マンションの売却を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
□そもそも火災保険とは何なのか
火災保険は、マンションなどの不動産と家内の家具などの動産を両方とも保障する保険のことです。
不動産と動産のそれぞれに関して別々に保険に加入する必要があります。
例えば不動産のみ火災保険に加入していて、火災によって家具などが全焼してしまった場合は、不動産に関する保険金のみ受け取れます。
火災保険という名前ではありますが、落雷や台風、水災などの災害による損傷の場合でも保険金が受け取れます。
□火災保険の解約時期について
多くの方は「売買契約が成立したタイミング」か「引き渡しのタイミング」のどちらに解約するべきなのか迷われるのではないでしょうか。
最良の解約時期は「引き渡しのタイミング」となります。
売買契約の成立と引き渡しの間には約1か月の期間があります。
契約が成立した段階で保険を解約してしまうと、その1か月間に発生した損害に対する保険金が発生しません。
せっかく契約が成立したのに災害のせいで損傷してしまって、保険金も出ないとなってしまってはとても悲しいですよね。
万が一のことを考えて、マンションの引き渡しが完了するまでは解約しない方が良いでしょう。
□解約手続きの方法について
解約手続きは、実はとても簡単ですぐに終わらせられます。
まずは保険会社に電話して、解約の意思を伝えましょう。
この電話の後、保険会社から解約手続きに必要な書類が送られてきます。
後はこの書類に署名と捺印をして返送すれば、解約手続きはこれで終了です。
マンションの引き渡しの完了と同時に、保険の効力はなくなります。
そのため、引き渡しが終わればすぐに解約してしまうのが賢い選択だと言えるでしょう。
□まとめ
今回はマンション売却に大きく関わる火災保険について詳しく説明しました。
間違ったタイミングで売却してしまうと大きく損をしてしまう可能性があります。
そのため、必ず引き渡しの手続きの完了を確認したうえで解約するようにしましょう。
浜松市で不動産に関する疑問をお持ちの方がおられましたら、お気軽に当社までご連絡ください。