2020/03/30(月)
浜松で相続した戸建てを持つ人必見!空き家だと税金が増える?
相続した戸建てを空き家にしたら税金が増えるか知りたい方もいらっしゃいますよね。
空き家には固定資産税と都市計画税がかかります。
今回は、浜松で戸建てを相続した方に向けて、空き家の税金に関してご紹介します。
□空き家にかかる税金
空き家には固定資産税と都市計画税がかかります。
これは空き家だけでなく住宅用地すべてにかかる税金です。
固定資産税は1月1日時点で所有している空き家に課され、期日は各市町村によって定められているので自分の市町村がいつなのかを調べましょう。
基本的には不動産の所有者であり、登記した際の名義人が支払います。
相続登記をした場合だけでなく、していない場合でも相続人が支払うことを理解しておきましょう。
ここで注意するべきなのが特定空き家です。
特定空き家に指定されてしまった場合、固定資産税は約6倍に上がるので注意しましょう。
・倒壊が著しく保安上のおそれがある状態
・著しく衛生上有害となるおそれのある状態
・適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態
・周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態
以上のどれかに当てはまる場合、特定空き家と判断されるので必ず理解しておきましょう。
特定空き家に指定されてしまった場合は早急に対応しましょう。
対応しないと罰金や強制的に撤去させられてしまいます。
□空き家を放置しないためには
昔は空き家を壊して更地にすると固定資産税などが高くなっていました。
現在は空き家対策特別措置法の施工により、現在は管理状態の悪い空き家も更地と同様に税が高苦なりました。
つまり、空き家の相続は税金の面から見ると不利になることが多いのです。
しかし、空き家は大切な資産でもあるので残したい方もいらっしゃいますよね。
放置しておくよりも必要な人に譲るか有効に活用することのどちらかを選びましょう。
税制上だけで考えると空き家を残しておくメリットはないでしょう。
対策としては、空き家を売却する・空き家に住む・空き家を賃貸に出すなどでしょう。
戸建ての立地や状況によっては売りたくても売れない場合があるため、売却を考えている方は早めに売却に踏み切りましょう。
□まとめ
今回は、浜松で戸建てを相続した方に向けて、空き家の税金に関してご紹介しました。
税の面から考えると空き家は放置しない方が良いでしょう。
どのように空き家を処分するのかは自分の状況などから適切に判断しましょう。
名残惜しい資産ですが、これからの生活のことを考えることも大切ですよ。