2018/12/29(土)
浜松で不動産買取｜注文住宅を高く買取してもらう方法とは？
「今住んでいる注文住宅を売却したい」
と考えている方はいらっしゃいませんか？
せっかく売りに出すのですから、できるだけ高く買い取ってもらいたいですよね。
今回は、注文住宅の不動産を高く買取してもらう方法についてご紹介します。
□注文住宅の特徴
「自分の理想の家を建てられること」
これこそが注文住宅のメリットです。
しかし、自分の理想を追求できてしまうが故に、住宅を売却する際に金額が思ったより伸びないことがあります。
例えば、お子様が5人いらっしゃるご家族の場合、一部屋の広さよりも部屋数の多さを優先したとします。
5人の兄弟全員に自分の部屋が割り振られる、このご家族にとって最善の間取りにしたのです。
しかし、5人のお子様がいらっしゃる家庭は少数派ですよね。
少し狭めの部屋がたくさんあるような間取りは、それほど需要がないと考えられます。
そのため、売りに出した時の値段が思うように高くならないことがあるのです。
需要が少ないと判断されやすいのは、間取りだけではなく、個性的な壁紙の色や特殊な設備などもあります。
パーソナルな注文住宅であればあるほど、大衆受けはしづらくなってしまうのです。
□注文住宅を高額買取してもらうには？
高値が付きにくい注文住宅を高く買い取ってもらうには、何に注意すればよいのでしょうか。
＊売却時期に注意
築年数が経っているほど、値段は低くなると考えておきましょう。
特に築10年を迎えると、一気に売買価格は低下します。
「家を売却しようかな」と少しでも考えているなら、早いうちに行動に移すと良いでしょう。
＊設備に不具合がないか注意
長年使用してきた設備が不具合を起こしていないか、確認しておきましょう。
特に水回りが故障している状態で査定されると、確実に低い値段をつけられてしまいます。
簡単に治るような修理は、査定される前に済ませておくと良いですね。
また、壁や床といった部分も見られることになります。
大掛かりなリフォームをする必要はありませんが、壁紙を張り替えるなどのプチリフォームを行って家の中をきれいにしておけば、査定額アップにつながることでしょう。
□注文住宅が売れない理由
＊売買価格が高い
注文住宅が売れない大きな理由は、その売買価格の高さにあります。
建売住宅と比較して設計料の負担費用や材料コストが高いので、購入価格が高くなる傾向があります。
住宅金融支援機構の調査では、土地付き注文住宅の平均費用が4039万円だったのに対し、建売住宅は3337万円でした。
購入金額が高くなればなるほど売却時の金額も高くなるので、注文住宅が売れにくい理由の一つになってしまいます。
＊デザイン重視のため住みにくい
自身のこだわりのデザインを住宅に強く反映すればするほど、住みにくいと感じられてしまうこともあります。
特に、デザイン性を重視しすぎている物件は、住みやすさや快適さをある程度犠牲にしてしまっていることもあるため、買い手がなかなか見つからないことがあるのです。
また、デザイン性を重視した物件は、メンテナンス費用が高いことが多く、これも売れにくい要因の一つです。
＊建主に都合の良い設計になっている
注文住宅を建てる際は、建主の家族構成やライフスタイル、こだわりに合わせて設計とデザインが行われます。
そのため、建主にとっては理想的な住宅になっていますが、他の人にとっては必ずしもニーズに沿った住宅であるとはいえないことがあります。
買主にとって都合の良い設計になっていないことも、注文住宅が売れにくい要因の一つです。
□買い手が見つかりにくい注文住宅を売却する方法
売れにくい注文住宅を売却するためには、不動産仲介会社選びがとても大切です。
不動産の仲介会社は取り扱う物件によって得意不得意があるため、中古の注文住宅の売却を得意としていない会社に依頼してしまうと、想像以上に売れにくいなどのケースがあります。
注文住宅を売却するときの仲介会社選びのポイントは、主に以下の6つです。
・中古の戸建住宅の売却経験が豊富
・広告宣伝費の予算が豊富
・高額な物件の取り扱い数が多い
・建物や設備の補償サービスが充実している
・物件の囲い込みをしていない
・営業の人の知識と経験が豊富
不動産仲介会社の中には、さまざまな種類の物件を取り扱っている会社もあれば、中古のマンションに特化している会社があったりなど、それぞれ特徴があります。
すなわち、会社によって得意・不得意な分野があり、自分にあった仲介会社を選ばなければいけないのです。
中古の戸建住宅は、不動産や建築に関するたくさんの法規制を調査するのに加えて、土地の面積や隣地との境界線の調査など、調べなければいけないことがたくさんあるのです。
不動産仲介全体の中でも特に難易度が高く、必要な知識量も多い分野です。
そのため、中古の戸建住宅の取引経験が豊富だと、安心して任せられるでしょう。
広告宣伝費に回せる予算が豊富な会社も、安心して任せられます。
不動産売却にかかる広告宣伝費とは、不動産情報サイトへの掲載費用や、新聞や雑誌などへの折り込みチラシや広告の作成・掲載にかかる費用のことです。
予算が豊富であるほどたくさんの人の目に留まりやすいので、買い手が見つかりやすくなるからです。
高額な物件を取り扱っているかどうかも、会社選びのポイントになります。
注文住宅は建売住宅と比較して価格が高くなる傾向があります。
高額物件の取り扱いが多い不動産は、そのような不動産を求めている顧客情報を多く抱えていることになるので、注文住宅の売却を得意としている可能性があります。
中古の物件を購入する方に多い不安点として、「建物や設備に問題がないか」「購入後にすぐ壊れてしまわないか」などが挙げられます。
このような不安を解消するために、購入後の補償サービスを提供している仲介会社があります。
また、このようなサービスを提供している仲介会社を選ぶことは、買い手だけでなく売り手にもメリットがあります。
物件の購入後に、購入者からのクレームが
購入希望者が安心して不動産を探せるので、買い手が見つかりやすくなります。
「物件の囲い込み」とは、売主と媒介契約を結んだ不動産会社が、買主も自分で見つけて契約を結ぶことで、二重に仲介手数料を受け取ろうとして他の会社からの問い合わせを排除する行為のことです。
この行為は禁止行為とされているにもかかわらず、バレにくいこともありいまだに行っている不動産会社も存在しています。
物件の売主にとってはデメリットしかないので、囲い込みをしていないかあらかじめチェックしておきましょう。
最後に、営業マンの知識や経験が豊富な点も、仲介会社選びで大切なポイントです。
例えば、新卒で入社してまだ間も無い方や、不動産業界に転職してきて時間の経っていない方などは、知識や経験が十分であるとは言い切れないですよね。
営業マンのレベルが低いと、飼い主への説明の際に、ミスをしてしまったり、説明不足やトラブルが起きてしまう可能性もあります。
浜松市周辺で不動産仲介会社をお探しの方は、ぜひ当社にお任せください。
当社の専門家が全力で皆様をサポートいたします。
お気軽にお問い合わせください。
□注文住宅を売却するときのチェックポイント
1つ目は、周辺環境の変化をチェックすることです。
立地の良し悪しは、数年の間でも大きく変化することがあります。
トンネルの開通やショッピングモールの開設など、ニュースにアンテナを張っておきましょう。
2つ目は、地盤の頑丈さです。
東日本大震災や熊本地震など、近年日本では大規模な地震が頻発しています。
そのため、一般人が家に求める耐震性の基準も高まってきているのです。
3つ目は、室内の掃除やメンテナンスです。
外観を良くしたとしても、内部の劣化などが良くなるわけではありません。
清掃やメンテナンスを徹底することで、買主からの第一印象も大きく向上し、売れる可能性も高まります。
□最後に
今回は、注文住宅の不動産を高く買い取ってもらう方法についてご紹介しました。
注文住宅は個人の希望を叶えてくれますが、まったく同じ希望を持った買い手が見つかる可能性は低く、売買価格は低くなりがちです。
注文住宅を高く買い取ってもらうためには、元からある間取りを変えるなどの大掛かりなことはせず、できるだけきれいで住みやすい家であることをアピールすることが重要なのです。
