2022/01/08(土)
不動産売却をお考えの方へ!契約までの流れを紹介します!
「いらない不動産を売りたいけれど、何をすれば良いのかわからない。」
「契約まではどのような流れで進むのだろう。」
大半の人にとって、不動産を売るというのは初めてのことです。
そのため、このような疑問を持たれる方も多いでしょう。
今回は、そういった疑問を解決すべく、契約にまつわる流れについて解説いたします。
□不動産売却の手続きの流れとは?
不動産を売却する際の手続きは、主に以下の8つのステップで進められます。
順番に見ていきましょう。
1つ目は、情報収集です。
何をするにしても、まずは情報収集が肝心です。
特に、不動産売却のように大きな金額が動くものに関しては、事前にしっかりと情報を集めておくかどうかで結果が大きく変わってしまう可能性もあります。
集めておくべき情報として、まずは、どれくらいの価格で売れるのかという周辺相場が挙げられます。
同じような不動産でも、エリアによっては異なる価格になることがあります。
似たような物件が周辺でどのくらいの価格で売られているかを確認し、周辺の相場を把握しておきましょう。
2つ目は、売却相談です。
相場をある程度把握できたら、不動産会社に売却の相談をしましょう。
何も考えていない状態でいきなり相談に行くよりは、ある程度自分で計画を考えてから行くのがおすすめです。
例えば、「いつまでに売りたい」「時間をかけても構わない」といった売却までのスケジュールや、「最低でもこのくらいの価格で売りたい」といった金額については考えを固めておくと良いでしょう。
3つ目は、査定です。
担当者が売りたい物件の査定を行います。
査定はあくまでも目安ですので、必ずしもその価格で売れるとは限りません。
査定で見られるポイントについては、次項でご紹介します。
4つ目は、媒介契約です。
物件を売り出す意志を固めたら、会社と媒介契約を結びます。
売出し価格や売却活動の方針など、具体的な契約内容を決定します。
契約には、「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3種類があります。
それぞれ異なる特徴を持った契約方法ですので、慎重に検討してどの方法を選ぶのかを決定しましょう。
5つ目は、売却活動です。
契約を結んだら、購入希望者を募るための広告掲載などの活動が始まります。
購入希望者が実際に物件を見学しに来ることもあるため、室内や外観はできるだけきれいにしておく必要があります。
6つ目は、購入申込み〜売買契約です。
実際に購入したいという人が現れたら、担当者を通じて購入申込書を受け取ります。
買い手と売り手の双方の合意がなされたら、売買契約を結びます。
7つ目は、決済と引き落としです。
契約が結ばれたら、決済と引き落としを行います。
そして8つは、確定申告です。
不動産を売却して利益を得た場合は、確定申告を行う必要があります。
利益が出なかった場合は、確定申告は不要です。
こちらも忘れてはならないステップですので、十分に注意しましょう。
□査定のステップで見られるポイントとは?
先程、不動産売却では査定のステップがあるとお伝えしました。
ここでは、具体的に物件のどのような部分をチェックされるのか、5つのポイントをご紹介します。
1つ目は、築年数です。
当然ながら、築年数が浅い物件ほど高い価格がつきやすく、古い物件ほど高い価格がつきにくくなります。
建物には法定耐用年数という指標が定められています。
居住用の木造建築は22年、鉄筋コンクリート造は47年となっています。
木造の戸建の場合、上記の年数を目安として、築20年を超える物件は査定価格がゼロになってしまうこともあります。
2つ目は、内装です。
室内がきれいな状態であれば、高い価格がつきやすくなります。
雨漏りやシロアリ被害の有無、異臭の有無、建具の劣化状況などもチェックされます。
3つ目は、外装です。
外装も内装と同様、重要なポイントです。
建物の傾きがある場合は、売却できない場合もあるため要注意です。
4つ目は、土地の状況です。
土地の面積と形状、日当たりや眺望、接面道路との関係などがチェックされます。
5つ目は、周辺環境です。
生活利便性の高さや、通勤・通学のしやすさが重要です。
□売却に時間をかけたくない方におすすめの方法とは?
ここまで仲介による不動産売却について解説してきましたが、中には「わざわざ買い手を募集して探している暇なんてない」という方もいらっしゃるでしょう。
そのような方には、不動産買取がおすすめです。
不動産買取とは、不動産会社に直接物件を買い取ってもらう売却方法です。
広く一般から購入希望者を探すということをしないため、すぐに物件を売却できます。
メリットとしては、手続きが少なく手間がかからないこと、短期間で売却できてすぐに現金化できること、売却活動を行わないため近隣の人に知られずに済むことなど、さまざまな点が挙げられます。
買取は仲介による売却に比べて手間が少ないため、忙しい方には特におすすめの方法と言えます。
□まとめ
今回は、不動産売却の流れと査定のポイント、不動産買取のメリットなどをご紹介しました。
当社では、お客様に満足していただけるよう、迅速・丁寧な不動産買取を行っております。
不動産を売りたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。