2021/12/25(土)
不動産売却をお考えの方へ！売却時の注意点を紹介します！
不動産を売却するとなると、かなりの大きな金額が動くことになります。
そのため、なんとしても失敗は避けたいですよね。
そこで今回は、失敗を避けるために知っておきたい、不動産売却の注意点をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□不動産のよくある売却理由とは？
不動産を売るという大きな決断をするからには、たいてい何かしらの理由が伴います。
ここでは、よくある売却理由をご紹介します。
＊住み替え
売却理由として最も多いのは、「住み替え」です。
住み替えを理由にされる方は、短い期間で「売却」と「購入」を済ませることになります。
そのため、通常の売却に比べてスケジュールの調整などが難しくなります。
引っ越しの手続きや作業も必要になるため、慌ただしくなることも予想されます。
ただし、最も多い売却理由でもあるため、しっかりとポイントを押さえればスムーズに一連の流れを終えられます。
ポイントとしては、売却と購入のタイミングをできるだけ合わせることが挙げられます。
＊相続
次に多い理由は、「相続」です。
こちらのケースでは、亡くなった方が所有していた権利を引き継ぐための「相続登記」が必要になります。
そのためややこしく感じてしまいますが、相続登記が完了すれば、あとは通常の売却と大きな違いはありません。
相続登記が面倒だからといって放置してしまうと、使っていないにもかかわらず固定資産税などの税金を支払い続けることになってしまいます。
相続人が複数いる場合は意見をまとめるのが難しくなることもありますが、相続登記はできるだけ迅速に済ませることが大切です。
＊資産整理
「資産整理」もよくある理由の1つです。
不動産を現金化したいとお考えの場合は、売却によって得られる金額や、売却にかかる費用、税金などをしっかりと整理して、細かい部分もきちんと把握しておくことが大切です。
＊その他
他には、転勤・転職などのやむを得ない事情や、離婚、金銭的な理由などで売却を行うケースもあります。
売却理由によって選ぶべき売却方法も変わってくるため、ご自身の場合はどの方法を選ぶのが最適なのか、慎重に検討して決めましょう。
□売り出す前の注意点とは？
物件を売り出す前には、いくつか知っておくべき注意点があります。
ここでは、3つの注意点を紹介します。
1つ目は、状況や事情に合った方法を選ぶことです。
不動産を売るには、さまざまな方法があります。
「仲介による売却」の場合は、売れるまでに時間はかかってしまうが、その分高く売れやすいという特徴があります。
「買取」の場合は、売却価格は多少落ちるが、その分すぐに売却できるという特徴があります。
「買取保証付き売却」は、一定期間で売れなかった場合に、契約した不動産会社に直接買い取ってもらえるという方法です。
「リースバック」は、不動産会社に買い取ってもらったあと、賃料を支払うことで物件に住み続けられるという方法です。
このように、それぞれの方法にそれぞれの特徴があります。
売却の際の優先順位をよく考えて、自分に合った方法を選びましょう。
2つ目は、相場を把握することです。
仲介による売却で売り出し価格を決める際は、同じような物件がどの程度の価格で売れているかといった周辺相場を調べておくことが大切です。
相場を自分で把握しておくことで、どうしてそのような査定額になるのか、といったことも理解しやすくなるでしょう。
3つ目は、売却にかかる費用を把握することです。
売却にはさまざまな費用がかかります。
物件の売却価格がそのまま利益になるわけではないのです。
一般的には、売却額の5～7%程度の費用がかかると言われています。
印紙税や譲渡所得税、抵当権抹消費用などが発生し、仲介の場合は仲介手数料も発生します。
このほかにもケースバイケースでさまざまな費用が発生するため、事前によく調べておきましょう。
□売却を成功させるために意識しておくべきこととは？
売却を成功させるには、いくつか意識しておくべきことがあります。
ここでは、2つを紹介します。
1つ目は、不動産売却の基礎知識を身につけることです。
不動産の取引について何も分からないまま売却が進んでしまうと、あとから「そんなの知らなかった」「ああしておけば良かった」などと後悔することになってしまうかもしれません。
そうならないためにも、基礎的な部分はご自分でも理解しておくことが大切です。
2つ目は、不動産売買は一期一会であるということです。
仲介で不動産を売却する場合、買主が現れなければいつまで経っても物件は売却できません。
高く売りたいからといって相場からかけ離れた価格設定にするなど、現実的でない売り方をしていては買主は見つかりません。
買主が現れた際には、双方が満足できるように、良い取引を行うことを心がけましょう。
□まとめ
今回は、不動産の売却理由や売却時の注意点などについて解説しました。
不動産を売却する際には、自分に合った方法を選べるように、慎重に検討しましょう。
なるべく時間や手間をかけたくない方には、買取がおすすめです。
当社は買取に関するご相談を承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
