2020/04/03(金)
不動産の住み替えでは売却と購入どちらが先?自分に合ったタイミングを選ぼう!
不動産の住み替えを行いたいけど、売却と購入はどちらを先にした方が良いか知りたいという方もいらっしゃいますよね。
トラブルを避けたい方は買取での売却先行をおすすめします。
今回は不動産の住み替えをしたい方に向けて、売却と購入はどちらを先にするのが良いかについてご紹介します。
□不動産の住み替えの種類
不動産の住み替えには大きく分けて三つの種類があります。
一つ目は売却先行です。
売却先行とは、先に今住んでいる住宅を売却してから、次に買い替える家を購入する方法です。
住宅ローンの返済や新居の費用を確保できる点がメリットでしょう。
しかし、住み替え先が見つかっていない場合には仮住まいが必要かもしれません。
二つ目は購入先行です。
購入先行とは、新しく購入する不動産の引き渡しを受けた後に所有している不動産の売却する方法です。
この場合、住宅ローンに残債がある方は一括返済のために自己資金を使用する必要があり、重複してローンは組めないことを理解しておきましょう。
所有している不動産を売却できなくても返済資金の用意ができる方が選ぶ方法です。
三つ目は同時進行で行いながら、住み替えローンを行う方法です。
所有している不動産の売却益と自己資金の合計が住宅ローンの残債を下回る場合、住み替えローンを利用することでローン残債と新居の費用をまとめて借りられます。
この時、所有している不動産と新しい不動産の決済を同日に行う必要があるので注意しましょう。
□買取での売却先行
買取は不動産会社に売却するため、トラブルが少なく、短期間で確実に売却できます。
また、立地条件にもよりますが、買い手が付きにくい物件でも買い取ってもらえるでしょう。
しかし、一般的な査定金額より安くなる可能性が高いです。
できるだけ早く売りたいが、できるだけ高くも売りたいという方は、買取保証制度を利用してみましょう。
買取保証制度とは、数カ月の売却期間を経て売れない場合に、不動産会社が買い取るという多くの不動産会社が提供している制度です。
査定額通りに売却できる可能性を持ちながら、一定期間が過ぎた後には不動産会社に確実に買い取ってもらえるため、安心できる制度でしょう。
不動産の住み替えにおいて、ほとんどの方が売却先行を利用します。
□まとめ
今回は不動産の住み替えをしたい方に向けて、売却と購入はどちらを先にするのが良いかについてご紹介しました。
住み替えのタイミングは自分の家の経済状況などさまざまなことを考慮する必要があります。
しかし、どのタイミングを選ぶにも自分に合ったタイミングを選ぶようにしましょう。