2021/09/18(土)
マンションがなかなか売れない方必見！売却がうまくいかない理由とは？
「マンションを売りたいが、買い手が見つからない」
このようにマンション売却がうまくいかない方は多いです。
そこで今回は、マンション売却に失敗する原因とその対処法、対策しても売れない場合の対処法を解説するので、ぜひ参考にしてください。
□マンションの売却に失敗する原因とその対処法とは？
マンション売却に失敗する原因にはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、内覧者がいない場合と成約に繋がらない場合それぞれの売却失敗の原因とその対処法を解説します。
＊内覧者がいない場合について
まず原因の1つ目は、売り出し価格が高いことです。
内覧希望者が現れない場合は、売り出し価格を市場相場より高く設定している可能性が高いです。
設定金額が市場相場から懸け離れていると、購入検討の対象外となるため注意しましょう。
また、中古マンションは金額を確認してから購入を検討する方が多いことも把握しておきましょう。
対処法は、売り出し価格を見直すことです。
近隣物件の売却相場を調査することをおすすめします。
もし、売り出し価格が相場より高ければ価格を下げることを検討しましょう。
その際は、値下げ前にすべきことと条件の確認を慎重にすることが大切です。
2つ目は、管理費と修繕費が高いことです。
販売価格の他に、管理費や修繕積立費などのランニングコストが高すぎないか確認することも重要です。
築年数が経過している場合、販売価格が安くても管理費や修繕積立費の負担が大きいと感じられることがあるので、注意しましょう。
対処法は、高価格である理由を買主に説明することです。
管理費や修繕積立費は自分で決定できるものではありません。
それゆえ、買主に高価格を納得して払う理由を説明することが大切です。
3つ目は、立地が悪いことです。
需要が低い立地やエリアにマンションがある場合は売れないことが多いです。
人気が低いエリアの特徴としては、駅や商業施設などの生活利便施設がないこと、電車や車が住宅の近くを通り、騒音が気になるエリアであることなどが挙げられます。
対処法は、魅力的なポイントをまとめておくことです。
エリアや立地は変えられないため、そこに住む魅力を説明することが大切です。
例えば、道路がきれいに整備されていることや日当たりが良いことなどをまとめておくと良いでしょう。
4つ目は、築年数が古いことです。
築年数が古いと外観や内装が汚く見えます。
また、古い間取りや設備は使用しにくいことから売れにくい傾向があります。
同じマンションでもできるだけ築浅のマンションを購入したいと考える方は多いです。
対処法は、リフォームを検討することです。
購入者が見つからない場合は、劣化が著しい箇所のリフォームをすれば、外観や内装をきれいに見せられる可能性が高まります。
5つ目は、売り出し時期が悪いことです。
時期によっては、そもそも情報をみてもらえないケースがあります。
マンション購入希望者の需要に合わせて情報を出せば、より多くの方に購入を検討してもらえる可能性があります。
対処法は、マンションが売れやすい時期に売り出すことです。
その時期は1月、2月、9月です。
これらの時期は、最も買い手が多い時期であるためチャンスです。
逆に12月は買い手が落ち込む時期で、比較的売れづらくなるため注意が必要です。
＊成約に繋がらない場合について
まず1つ目は、部屋が汚いことです。
部屋が汚ければ、物件が購入されない場合があります。
不潔な住宅に住みたいと思わないためです。
対処法は、特に玄関、水回り、リビングなどの箇所は散らかっていると目立つので清潔に保つように意識することです。
清潔な部屋は内覧者に良い印象を与えられます。
2つ目は、内覧の対応が悪いことです。
内覧希望者に誠実に対応しなければ、成約に至らないでしょう。
物件の周辺環境の魅力を伝え、内覧者の質問に誠意を持って答えられるようにしましょう。
対処法は、アピールポイントを説明することです。
購入希望者からの質問や疑問に答えられるように入念に準備しましょう。
その際に、購入希望者の目線になって準備すると明確な回答ができるでしょう。
ここでは、マンション売却に失敗する原因と対処法について解説しました。
当てはまる原因があれば、対処法を実践する必要があるでしょう。
□対策しても売れない場合の対処法を解説します
売れない原因が明確化でき、対策を講じても売れない場合があります。
そのような状況では、どうすれば良いのでしょうか。
対処法は、格安にしてでも売り切ることが挙げられます。
様々な対策を施しても売れない場合は、設定金額よりもかなり下げて売却する必要があります。
また、低価格にするだけでは売却できない場合もあります。
その際には、不動産会社に買取を打診することも必要でしょう。
売れずに残っている場合は、固定資産税やメンテナンス費用をいつまでも払い続けることになるので注意しましょう。
また、不動産買取のメリットは現金化が早い点と、確実に現金化できる点です。
不動産会社を仲介した場合は売却までに3から6ヶ月かかります。
しかし、買取の場合は1ヶ月程度の期間で現金を手に入れられるためおすすめです。
□まとめ
今回は、マンション売却に失敗する原因とその対処法、対策しても売れない場合の対処法を解説しました。
売れなくて悩まれている方はその原因を解明し、適切な対処をしましょう。
また、それでも売れない場合は今回解説した方法を試してみましょう。
マンションの売却をお考えの方はぜひお問い合わせください。
