2019/08/22(木)
【浜松市の不動産売却】任意売却後の残債は返済する必要があるの?
「任意売却後に住宅ローンの残債がある場合、返済ってどうなるのだろう?」
とお考えの方はいらっしゃいませんか。
任意売却とは、不動産会社の仲介により債権者と債務者の間で調整を行い、合意した価格で市場に売却することです。
任意売却をする際に住宅ローンの残債はどうなるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、任意売却後に、住宅ローンの残債を返済する方法をお伝えします。
□任意売却をすると住宅ローンの残債は帳消しになるの?
任意売却をしても、住宅ローンの残債は帳消しになることはありません。
そのため、任意売却後も、残債を返済しなければいけません。
しかし、任意売却後はこれまでと同じ金額を払うのではなく、少額のお金を無理なく払えるようになります。
その理由は、売却したお金を住宅ローンの残債の返済に充てるからです。
例えば、ローン残債が1000万円、不動産の売却価格が600万円だったとすると、ローン残債は400万円になります。
このようにローンの残債が減るため、月々に支払うお金も少なくなります。
□住宅ローンの残債を減額してもらえることもある
先ほど述べたように、月々に支払うローンの残債は一般的に簡単に減らせますが、ローンの残債自体を減額してもらえることもあります。
その理由は債権者の立場から考えてみると良いでしょう。
債権者の立場としては、出来るだけ多くの残債を回収したいと考えています。
しかし、必ずしも債務者が返済してくれる保証はありません。
そこで、債務者が現実的に返済できる金額で折り合いをつけることによって、確実に残債を回収しようと判断します。
そのため、任意売却時には、月々に支払うお金を下げようとするのではなく、ローン残債自体を減らすように交渉してみましょう。
□任意売却をしてもローンが返済できない場合
任意売却をしてもローンが返済できない場合、他の方法も検討してみると良いでしょう。
他の方法とは以下の2つです。
・買い替えローンを利用する
・自己破産をする
買い替えローンとは、新たに購入する不動産の価格と残債を合わせて住宅ローンを組むことです。
これにより、残債を新たなローンで完済できます。
また、自己破産することにより、債務が免責されることもあります。
この際、財産を持っていると、手続きがややこしくなるため、任意売却をした後に、自己破産することが良いでしょう。
□まとめ
今回は、任意売却後に、住宅ローンの残債を返済する方法をお伝えしました。
任意売却時に、住宅ローンの残債を減らせるかがポイントとなります。
そのため、住宅ローンの残債自体を減らせるか交渉してみることも1つの手です。
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