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COLUMN 不動産売却コラム

2018/12/01(土)

【浜松の不動産会社が解説】不動産買取の注意点とは

不動産を売却する際、不動産会社に直接買い取ってもらう「買取」を選ぶと、比較的素早く現金化できます。

しかし、「早く売れる」というメリットだけを見ていると、損をしてしまう可能性があります。

不動産買取を利用するにあたって、不動産売却との違いを知ることも大切です。
そこで、今回は不動産を買取に出す予定の方に向けて、不動産買取と売却の違いや、メリット、不動産買取の注意点について紹介していきます。

不動産会社を一社に絞らない

□不動産会社を一社に絞らない
不動産会社を一つに絞ってしまうと、その不動産の本当の価値が分かりません。
もしかすると、足下を見られて、低く見積もられている可能性もあります。

現在の相場を知るためにも、複数の不動産会社の査定を受けることをオススメします。
一括査定が可能なサイトもたくさんあるので利用してみてください。

□不動産買取は仲介よりも価格が低くなることを知る
不動産仲介では、買い手が見つかるまで時間はかかってしまいますが、売却金額は交渉次第です。

それに対し、不動産の買取を行っている不動産会社は、買い取った不動産をリフォームして第三者に売却することで収益を得ています。
買取金額を高く設定してしまうと不動産会社の利益が少なくなるので、買取金額は自然と低くなってしまいます。
仲介費用はかかりませんが、仲介の70~80%ほどの価格に見積もられることを知っておきましょう。

□買取にかかる諸経費を知る
不動産を買い取ってもらって、現金がすぐにもらえることに安心してはいけません。
というのも、不動産買取には様々な費用もかかるからです。
まずは、契約書に貼る印紙の代金が約1万円です。
さらに、もし抵当権が残ったままの不動産の買取の場合、ローン抵当権抹消登記をする必要があり約10万円かかります。
また、不動産を買い取ってもらった金額が、購入したときの不動産の価格よりも高かった場合、その利益に対して譲渡所得税や住民税がかかってきます。
この税に関しては、控除されるケースもあるので、チェックしてみてください。

□新築の不動産は買取に向いていない
新築の物件の場合、買い手がみつかりやすいので、仲介の方が早く・高く売却しやすいです。
逆に、買取に出してしまうと、リフォームの必要がないのに、安く見積もられる可能性があります。

 

□不動産買取と仲介売却はどこが異なるのかについてご紹介します!

 不動産買取は、不動産業者が不動産を買い取るためスピーディーに取引を行えます。
仲介と比較すると現金化を素早く行えるという特徴も持っています。
仲介は、仲介業者によって物件を購入してくれるお客様を見つける方法です。

この二つの違いは、価格の点にあります。

一般には、不動産買取価格は仲介売却の6割前後が相場だと言われているため、価格は仲介売却での価格に比べ少し下がってしまう可能性があります。

 家を売る際にはやはり少しでも高値で売りたいですよね。
そういった際には、不動産売却という手段はデメリットを感じてしまいやすくなります。

 

しかし最近では、仲介価格により近い高値での買取を目指す風潮もあります。
さらに、仲介売却の場合でも値下げをしなければ売れないこともあります。
仲介売却の場合は、3か月で売ることが出来なければ一つの区切りをつけ、価格の見直し等を行います。

その結果、次の3か月は前回の価格より少し値下げされた金額を打ち出すことがあるのです。
値下げ幅の相場は、50万円前後で、購入を希望するお客様からの値引き交渉に答える場合もあります。

 以上が不動産買取と仲介売却の違いです。
どちらにもメリットとデメリットが存在しているため、よく比較した上でどちらを選ぶのか決定しましょう。

 

□不動産買取のメリットについてご紹介します!

不動産は仲介での売却が一般的に感じられるという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし不動産買取にも知られていないメリットはたくさんあるのです。
続いては、不動産買取のメリットについてご紹介します。

 

1つ目は、仲介売却では売ることが難しい物件でも売れる可能性があるということです。

仲介売却では売る難易度が高い条件の物件があります。
築年数が長い物件や、周辺環境が良くない物件がこれにあたります。
しかし不動産売却の場合は、このような物件でも買取に前向きに取り組んでくれます。

 

2つ目は、内覧の際に掃除の回数を減らすことができる点です。

不動産買取では不動産会社が査定に訪れる日だけ掃除をしておけば問題ありません。
逆に仲介での売却では、買取を希望するお客様からの要望があれば、何度か内覧をする場合もあり、さらに水回りなどの特に気にされる部分は念入りに掃除をする必要があります。

仲介では、買取希望のお客様に売主として真摯に対応しなければならないため、手間と気苦労がかかるのは事実です。

 

3つ目は、仲介手数料が不要な点です。

不動産買取では、物件の持ち主が不動産会社に物件を直接売却するため、仲介手数料が発生しません。
仲介での売却をする際には、いくつか手数料がかかりますが、中でも仲介手数料は最も大きな金額になります。

この仲介手数料の比率は売却価格に関連しているため、下がることは無いでしょう。

 

4つ目は、スピーディーに現金を手に入れられる点です。

不動産取引では、業者選びから買い取り代金が入金されるまで、およそ数週間程度で終了します。
現金での取引が一般的なので、売り手は短期間で現金を手に入れられるのです。

反対に仲介の場合、買い手を探すところから開始するため、売却し終えるまでに数か月から1年かかることも珍しくありません。

 

5つ目は、スケジュール管理がしやすい点です。

不動産業者と契約を結んだ時点で入金日も確定します。
引っ越しの際は、やることも多いため、明確な日程が把握しやすいのは大きなメリットだと言えるでしょう。
反対に仲介での売却では、不確定な部分が多く売り手は柔軟な対応を要求されます。

 

6つ目は、売り手が契約不適合責任を負わなくてよいことです。

仲介売却した物件は、所有権が移転した後、契約内容に合わない水漏れ等のトラブルが発生した際、売り手が費用を負担し修繕しなければなりません。
しかし不動産買取の場合は、不動産業者が調査する義務を負うと定められているため、売り手に責任が課されることは無いのです。

 

7つ目は、物件の売却について周囲に知られることが無い点です。

仲介による売却では、宣伝広告を行うため、ネットやチラシから物件が売却されていることを周囲の人に気づかれてしまう可能性があります。
しかし、不動産買取では、売却先が業者であるため、宣伝広告の必要がありません。
したがって、近隣の住民に売却活動をしていることを知られる可能性も低くなるのです。

 

□不動産買取におけるさらなる注意点をご紹介します!

不動産買取でも再販が厳しいと判断されてしまった場合、買取は難しくなります。
また、仲介手数料はかかりませんが、

・印紙税

・抵当権抹消税

・住宅ローン一括返済にかかる費用

・譲渡所有税

以上の費用は、不動産買取の際必要になります。

 また、売却時には住宅ローンを返済し終えている必要があります。
以上の注意点も考慮したうえで不動産買取を選択するかどうか決めましょう。

不動産買取におけるさらなる注意点をご紹介します!

□まとめ
不動産買取の注意点についてまとめてきましたが、いかがでしたか?

それぞれの不動産売却の目的に合わせて、買取・仲介の選択をしましょう。
買取の際は、複数社に不動産の査定をしてもらい、相場を知ることがファーストステップですね。

弊社は浜松を中心に、不動産の買取を積極的に行っているので、ぜひ一度お問い合わせください。

 

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